車のエンジンがかからない!でも電気はつく…知識ゼロでも大丈夫な対処法

車のエンジンがかからない!でも電気はつく…知識ゼロでも大丈夫な対処法

仕事帰りの駐車場で、突然エンジンがかからない…。メーターの電気はついているのに、シーンと静まり返っている。そんな絶望的な状況でも、この記事を読めば大丈夫です。

実は、そのトラブルは簡単な確認で直ることも多く、万が一そうでなくても、多くの場合お金をかけずに専門家を呼べます。

この記事は、車の知識が全くないあなたをパニックから救い出し、今すぐ安全にできる3つの確認方法と、一番確実な連絡先へ導くためのお守りガイドです。読み終える頃には、次に何をすべきかが明確になり、安心して行動できるようになります。


まずは深呼吸!専門家を呼ぶ前に、安全にできる3つの基本チェック

突然エンジンがかからなくなると、本当に不安になりますよね。でも、大丈夫。まずは深呼吸してください。車の知識がなくても、安全に確認できることはちゃんとあります。これから、一番シンプルで確実な方法を一つずつゆっくりお話ししますね。

1. シフトレバーが「P」に入っていますか?

シフトレバー

意外と多いのが、このシフトレバーの位置が原因のケースです。安全のために、ほとんどの車はシフトレバーが「P(パーキング)」か「N(ニュートラル)」に入っていないと、エンジンがかからないように設計されています。一度、しっかりと「P」の位置に入っているか確認してみてください。


2. ハンドルがロックされていませんか?

ハンドルロック

エンジンを止めた後にハンドルを動かすと、盗難防止のためにハンドルが「カチッ」とロックされることがあります。このハンドルロックがかかっていると、エンジンをかけることができません。ハンドルを少し左右に動かしながら、エンジンスタートボタンを押したり、キーを回したりしてみてください。


3. スマートキーの電池は切れていませんか?

スマートキー

スマートキーの電池が少なくなっていると、車がキーを認識できずにエンジンがかからないことがあります。その場合は、スマートキーを直接エンジンスタートボタンに近づけながら押してみてください。多くの車は、これでエンジンをかけることができます。


ワンポイントアドバイス!

2、3回試してエンジンがかからなければ、一旦ストップしましょう。

なぜなら、この点は多くの方が焦って見落としがちなポイントで、何度もエンジンをかけようとすると、残っているバッテリーの電力を完全に消費してしまうからです。バッテリーが完全に上がってしまうと、ロードサービスが到着した後の作業も少し複雑になる可能性があります。落ち着いて、次のステップに進むことが大切です。


なぜ?電気はつくのにエンジンがかからない主な原因と「やってはいけないこと」

「ライトもつくし、ナビも映るのに、なぜエンジンだけがかからないの?」と不思議に思いますよね。その理由は、車が必要とする電気の量にあります。

エンジンを始動させるためには、室内のライトを点けたり、ナビをつけたりする時の何十倍もの大きな電力が必要です。そのため、バッテリーの電力が少しだけ残っている状態だと、「ライトはつくけれど、エンジンをかける力はない」という状況が起こるのです。

この「電気はつくのにエンジンがかからない」という問題の最も一般的な原因は、バッテリー上がり(電力不足)です。


【重要】絶対にやってはいけないこと

車の知識がない状態で、ご自身でバッテリーを触ること(ジャンプスタートなど)は絶対にやめてください。 バッテリーは扱いを間違えると、車のコンピューターが故障したり、最悪の場合、感電や火災につながる危険性があります。安全が何よりも大切です。


誰に頼るのが正解?3つの連絡先メリット・デメリット比較

ご自身で3つの基本チェックを試してもエンジンがかからない場合、いよいよ専門家の出番です。でも、どこに連絡すれば良いのでしょうか?

結論から言うと、多くの方にとってのベストな選択は「ご自身が加入している自動車保険のロードサービス」に連絡することです。なぜなら、多くの自動車保険にはロードサービスが無料で付帯しており、追加の費用がかからない場合がほとんどだからです。

どの連絡先が良いか、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。


3つの連絡先のメリット・デメリットを比較!
連絡先 費用 対応時間 場所の制約
① 自動車保険のロードサービス 無料の場合が多い 24時間365日 ほぼ無い
② JAF 会員は一部無料 / 非会員は有料 24時間365日 ほぼ無い
③ ディーラー・修理工場 有料の場合が多い 営業時間内のみ 店舗までレッカーが必要な場合も

① 自動車保険のロードサービス(最もおすすめ)

現在、ほとんどの任意自動車保険には、バッテリー上がりなどのトラブルに対応してくれるロードサービスが基本補償として含まれています。保険証券が手元になくても、「(ご加入の保険会社名) ロードサービス 連絡先」とスマートフォンで検索すれば、すぐに電話番号が見つかります。


② JAF(日本自動車連盟)

JAFは日本で最も有名なロードサービスです。会員であれば無料で対応してくれますし、会員でなくても有料でサービスを受けることができます。全国どこでも駆けつけてくれるという絶大な安心感が魅力です。自動車保険のロードサービスとJAFは、どちらも信頼できる選択肢です。


③ ディーラーや近所の修理工場

購入したディーラーや、いつもお世話になっている修理工場に連絡する方法もあります。しかし、夜間や休日など、営業時間外は対応していない場合が多いのが難点です。


よくある質問(FAQ)

最後に、皆さんが抱えるであろう現実的な疑問にお答えします。


Q1.ロードサービスを呼んだら、料金はいくらかかりますか?

A. ご加入の自動車保険に付帯するロードサービスを利用する場合、バッテリー上がりの対応は無料であることがほとんどです。JAFも会員であれば無料です。非会員がJAFを呼んだ場合は、おおよそ1万3,000円〜1万5,000円程度の費用がかかります。


Q2.来てもらうまで、どれくらい時間がかかりますか?

A. 場所や時間帯、混雑状況にもよりますが、一般的には30分〜1時間程度で到着することが多いです。電話で依頼する際に、おおよその到着時間を教えてくれます。


Q3.もしバッテリー上がりじゃなくて、修理になったらどうすればいい?

A. ロードサービスは、その場で修理できない場合、提携している修理工場やご希望の場所まで車を運んでくれます(レッカー移動)。レッカー移動も、保険の範囲内(例: 50kmまで無料など)であれば費用はかかりません。まずはロードサービスの隊員の方に状況を判断してもらい、相談するのが一番です。


まとめ:落ち着いて行動すれば、大丈夫!

車のエンジンがかからなくても、慌てる必要はありません。

  1. まずは安全な3つの基本チェック(シフトレバー、ハンドル、スマートキー)を試す。
  2. それでもダメなら、一番良い方法は「自動車保険のロードサービス」に連絡する。

この記事を読んだあなたは、もう一人ではありません。正しい知識を身につけ、落ち着いて行動できるはずです。

さあ、まずはご自身の自動車保険の連絡先を確認してみましょう。多くの場合、「(加入保険会社名) ロードサービス」で検索すればすぐに見つかります。


【参考文献リスト】